2011年2月19日土曜日

大空のサムライ デラックス版 [DVD]

藤岡弘、志垣太郎、伊藤敏孝、田辺靖雄、丹波哲郎、地井武男、と昔懐かしい俳優の若かりし頃の映画。坂井三郎と言っても中々解らないだろうが、太平洋戦争の零戦パイロットとしては名誉の撃墜王の物語である。SFXなどない時代なので、空中戦のシーン等はおもちゃのような映像であるが、日本人の魂がちょっとくさい演技で演じられている。

もうちょっと、精神論に訴えるような内容ならいいのに。

2011年2月5日土曜日

明日への遺言 特別版 [DVD]

久しぶりに感動した。戦時中の極限状態で冷静な判断など有り得ない。戦勝国が行う裁判に公平かつ第三者的な判断など出来ようはずが無い。映画として美化している部分はあるとは言え、岡田中将が部下の責任も自分の責任として全てを背負い込むのは日本人の武士魂の最たるものであろう。日本人としての美徳、謙虚さ、全てを表していると言える。

戦争状態で法律や規律などが存在するとは思えない。それらは皆、戦争が終結してから、立場の強いものが自分たちの正当化の為に行われる裁判であると思う。しかし、彼はそれを飲み込んだ上で、将来の日本を復興すべく、部下達の命を守ることによってその精神を受け継がせることに望み(遺言)を掛けたのだと感じた。

日本人が忘れている何かが感じられる映画である。もっと、早く観るべきだったと反省した。

アイディア

ひらめくアイディアはたくさんあるが、実行できないジレンマ。こだわり過ぎているのだろうか。時々、心配になる。