2011年9月19日月曜日

ウォール・ストリート ブルーレイ

前の映画を観なかったまま、こちらを観てしまったので、ちょっと面白さ半減。伝説の証券マンが復活を遂げ、失った家族を取り戻そうとする様は、観ていて面白かった。ゴードンゲッコウ役のマイケル・ダグラスの渋い演技がたまらなく好きである。古くからウォールストリートで証券マンとして行きて来た世代と金融工学を駆使する世代の激突というような意味も感じられなくもない、ストーリーであるように思う。

アメリカ人に自殺は似合わないが、ルウの生き方にはある意味同感できる。そしてその復讐として立ち向かうシャイア・ラブーフ扮するジェイク。

娘に残した信託金さえも取り戻してマネーゲームに戻って行く冷酷さの表現と孫の存在を知って葛藤する愛情の表現がウォールストリートで働く人間の表と裏を表しているのだろうか。前の作品を観ておけば良かった。

2011年9月10日土曜日

9.11

もうすぐ9.11から10年目。あのとき、アトランタのイベント会場に居て、生中継のTVを見ていて、何がなんだかわからないまま、NY経由の帰国便の手配をしにデルタのオフィスに向かった記憶がよみがえる。アトランタ空港に行き、空き便を探してとにかくNYへ行かなきゃ帰れないかもしれないと必死になっていた。翌日、3時間だけ開いた飛行許可でNYへたどり着いた。

空の上から見えた、ペンタゴンとマンハッタンの生々しい様子が今でも頭の中に焼き付いている。二日遅れて全日空の帰国便に乗り込めたとき、ラウンジで酒を飲み過ぎて醜態をさらしたのが苦い想い出である。

東日本大震災からちょうど半年。何か、11に特別な意味があるのだろうか。