2009年10月30日金曜日
2009年10月25日日曜日
沈まぬ太陽
元々原作が発表された時に読もうかなぁと思ったが、あまりの分量に断念。でも、興味があったので、今日、映画を観に行って来た。舞台挨拶で渡辺謙が感極まって泣いた様子がTVで放送されていたので、その思い入れは強く感じられた。多分、原作とは変わっていることだろうが、よくある権力闘争と政治の絡み、フィクサーと思われる人物など、おおよその想定人物は想像できるが、もうちょっと、何故沈まぬ太陽なのかを訴えて欲しかったな。
労組関係者が、左遷人事に遭うと言うのは、まぁ極論ではあるが、それを受け入れつつ、社内抗争に巻き込まれながら、会社側に立つか労働側に立つか、難しい選択であろう。かつて、労使協調路線の会社に居たが、その前には、壮絶な労使闘争の歴史があったと教えられた。
結局、労働組合は会社を失えば意味をなさない訳で、産業労組と会社労組、それぞれの思いは異なっても、闘争の歴史を繰り返す事はないだろうと思う。そういう時代を生きて来た人には理解されるだろうが、主人公の恩地のような生き方は、まさに昭和戦後時代の生き方そのもである。割と自分の想いに近いかな。
先に本を読んで映画を観て裏切られ続けているので、今回は先に映画を観て、本はまもなくやってくるアマゾンさんを待つ事にする。ここ最近、「宇宙へ」に始まり、「subway123」、「ヴィヨンの妻」、「沈まぬ太陽」と立て続けに映画を観ている。
何か、心境に変化がみられるようだ。言葉の壁を乗り越える努力が必要ということの暗示であろうか、、、やっぱ、ノスタルジストになりつつあるのかな。映画は一見の価値ありと思います。
労組関係者が、左遷人事に遭うと言うのは、まぁ極論ではあるが、それを受け入れつつ、社内抗争に巻き込まれながら、会社側に立つか労働側に立つか、難しい選択であろう。かつて、労使協調路線の会社に居たが、その前には、壮絶な労使闘争の歴史があったと教えられた。
結局、労働組合は会社を失えば意味をなさない訳で、産業労組と会社労組、それぞれの思いは異なっても、闘争の歴史を繰り返す事はないだろうと思う。そういう時代を生きて来た人には理解されるだろうが、主人公の恩地のような生き方は、まさに昭和戦後時代の生き方そのもである。割と自分の想いに近いかな。
先に本を読んで映画を観て裏切られ続けているので、今回は先に映画を観て、本はまもなくやってくるアマゾンさんを待つ事にする。ここ最近、「宇宙へ」に始まり、「subway123」、「ヴィヨンの妻」、「沈まぬ太陽」と立て続けに映画を観ている。
何か、心境に変化がみられるようだ。言葉の壁を乗り越える努力が必要ということの暗示であろうか、、、やっぱ、ノスタルジストになりつつあるのかな。映画は一見の価値ありと思います。
2009年10月24日土曜日
2009年10月20日火曜日
2009年10月18日日曜日
葛飾区中央図書館オープン
昨日、新しい区の中央図書館が移転して、金町駅南口再開発地区のタワーマンションの下位階にオープンしたので、早速に行ってみた。IT技術が駆使されたセルフサービスを中心とした窓口対応はやや味気なさを感じるが、オープンしたてなのだろう、図書館とは思えない喧騒の中でこの本に出会った。
今にして思えば、いずれ無くなる運命にあった通信士を目指すよりも、機関士を目指していればもっと長く船に乗れたかもしれないな。エンジン等のメカは好きなので、小型船舶1級の次は6級海技士(機関)を目指して勉強してみようっと。
この機関長(チエンジャー)は、長くペルシャ湾航海に従事し、その後、海運不況で冷凍運搬船に乗った経験を持っていて、その時々の想い出を綴っているが、彼が冷凍運搬船に転職した時期が、ちょうど自分が新米通信士として乗船した時期とダブり、文中に出て来るサントスからサンパウロへのバスの旅もほぼ同じ時期に経験しているので、懐かしくなった。
エンジニアの悩みは、航海中にエンジンを止めないこと、停電させないこと。24時間動き続ける機器の動力を供給することは、簡単なようで難しいのである。昔船乗りで、ノスタルジーに浸りたい人にお勧め。でも、絶版なので、図書館に行って探すしかないようです。
写真撮影はご遠慮くださいということで、中の様子はご紹介できませんが、近くにお住まいの方、一度は行ってみて下さい。
2009年10月17日土曜日
休日のくつろぎ
2009年10月16日金曜日
クラシック音楽
趣味ではないが、落ちつきたい気分の時にはクラシックを聞くと良い。そんな気分であった。早くも週末である。いつもJazzなので、たまにはクラシックも 聞いてみるかな。で、クラシックが好きな人が書いた本がこれ。インターネット業界ではかなりの有名人で僕の尊敬する人でもある。気さくな感じで話をしてい るが、本当は怖い人かも知れません。
幼い頃買ってもらった百科図鑑にクラシック音楽のSP盤のレコード が10数枚付属しているのを高校生になった時に発見し、しばらくクラシック音楽にはまりかけた。すぐに、飽きてしまうのだが、今なら、ひなたぼっこして本を読みながら聞くと、きっと心が休まるんだろう。
日々酔狂で生きたいものである。
2009年10月15日木曜日
性格診断が恋愛相談
Web上の広告で無料性格診断と書いてあったので答えてみたら、恋愛結婚相談の仲介会社のサービスだった。その性格分析が自分でも感心するほど、ぴたりとあたっていた。で、そのメールの最後に、「あなたにぴったりの会員様の情報です」と書かれていて、「入会したら紹介します」とある。
さらに、この人の性格分析はこれこれこうで、この人と素敵な関係を気付くにはこのようにしなさい、とまで書かれている。
さらに、さらに、この特許を取ったという会社の事業内容を見てみると、こんなものが書かれていた。
・男女間の愛を高め、幸福へ導くための研究事業
・女性の感性を研究する事業
恋愛は事業になるのか、、、悲しい。
さらに、この人の性格分析はこれこれこうで、この人と素敵な関係を気付くにはこのようにしなさい、とまで書かれている。
さらに、さらに、この特許を取ったという会社の事業内容を見てみると、こんなものが書かれていた。
・男女間の愛を高め、幸福へ導くための研究事業
・女性の感性を研究する事業
恋愛は事業になるのか、、、悲しい。
2009年10月14日水曜日
2009年10月12日月曜日
2009年10月11日日曜日
ヴィヨンの妻
大谷は、あそこまで佐知を苦しめておきながら、最後は自分勝手に心中を図りぼろぼろになって帰ってくる。死にたい男は死なせておけば良いと感じた自分だが、それでも佐知が最後に一言、「生きていればいいんだ」と言った時には、人を理解し許す強さと愛の深さに、物語さながら佐知に惹かれる自分が居るのでした。
「男には不幸だけがあるのです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです。」という大谷の言葉は、同意できるような気がする。戦うことは、男には必要なのかも知れない。でも、その心を癒してくれる女が深い愛を持って受け入れてくれるからなのだろう。
男は女に選択されて始めて愛されるのだと思う。選ばれなければ、始まらないのである。これは、持論。
いやはや、しかし、この大谷の生き方は病的すぎる。
「男には不幸だけがあるのです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです。」という大谷の言葉は、同意できるような気がする。戦うことは、男には必要なのかも知れない。でも、その心を癒してくれる女が深い愛を持って受け入れてくれるからなのだろう。
男は女に選択されて始めて愛されるのだと思う。選ばれなければ、始まらないのである。これは、持論。
いやはや、しかし、この大谷の生き方は病的すぎる。
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