2010年10月31日日曜日

小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡 [単行本(ソフトカバー)]

長かった旅の終わりはあっけないものだった。この探査機を知ったのは、激動の年、2003年だった。小惑星に旅して、そこに着陸し土を持ち帰ると言う離れ業をやってのけるというもの。ターゲットマーカへの名前の募集には応募しなかったが、気の遠くなるような旅をイオンエンジンとスイングバイ航法でやってのけるというもの。

途中のいろんなトラブルやタッチダウンの様子などは本の中に書いてある通り、地球で見守るあの時の様子が思い出される。インターネットのおかげでいろんな状況をほぼリアルタイムに見ることができるわけだが、圧巻は地球再突入の様子。TVの中継こそなかったが、インターネットでの中継は感動ものだった。もっと詳しい映像を後に見る事ができたが、7年の宇宙の旅を経て戻って来る事ができたということは、本当にすごい事だと思う。

きっと、何年か後、日本人の宇宙技術者が何かすごい事をやったとき、その人はこの様子に感動した子ども達であったであろうと思う。すごいぞ、日本。

2010年10月30日土曜日

台風

東京の人は、台風、台風って騒ぎ過ぎ。雨の一日、心を落ち着けて、音楽と読書と昼寝で過ごすのである。

2010年10月27日水曜日

輪違屋糸里 上 [文庫]

長州出身の身なのだが、歴史についてはからっきしの素人なので、会津藩と長州藩の因縁を引きずっていると言うこと自体にも疎かったのだが、そんなつまらないことが頭の片隅にあったので、この文庫本を手に取った時に読んでみようと思った。

上巻では、糸里が平間に抱かれるまでのいきさつが書かれているのだが、愛する人のために別の男を受け入れるなければならなかった運命を悲しむと同時に、どうしようもない人間の屑である芹沢が憎くなる。江戸末期の混乱の中で、農民上がりが武士を斬る。下巻が楽しみである。

2010年10月24日日曜日

ポップコーンの手、タカラトミー

こうなるともう止まりませんね。柔らかいものは爪楊枝でさせばいいけど、固い固形物を直接つまむのはちょっと面倒だということなんだろうけど。実用性ははっきり言って無いと思うが、おもちゃという意味では、良く考えている。
ポップコーンの手の評価記事によれば、ポテチの手のノウハウを活かした改良がなされている模様。

日本は平和な国である。

2010年10月23日土曜日

ポテチの手、タカラトミー

こんなものを発見。ポテトチップス(多分、触ると手にアブラがついて汚れるおやつ系)を手でつまむ代わりにはさんでくれるグッズ。おもちゃメーカーのタカラトミーから発売されて半年あまり。来年には新製品も計画中とのこと。

確かに手はべとつくので、食べた後にものに触る時には、ティッシュなどで拭き取らないと汚れてしまうから、エコだという意見もあった。袋の奥まで入れると途中のアブラが器具に付着するので、その汚れを拭き取ったりしたら同じことだよな。

ばからしいが面白い。そんな代物である。こちらが本家の紹介ページだが、この中で、機能をを4文字の英文字で表しているのも心をくすぐられる。
NBCS : No Broken Clutch System
FECS : Finger Easy Cleaning System
NTTS : No Touch Table System

いかにも、IT業界の人向けという感じもするが、英語の文法はちょっとおかしいのも笑える。これは、是非流行らせたい。

2010年10月21日木曜日

キグレサーカス倒産

保育園だったかの頃、木暮サーカスを見に行ったことがある。あやしいテントの中で観た、数少ない父親との想い出として、頭の片隅に残っている。破産のニュースを聞いて、そんな遠い昔を思い出していた。時代が変わり始めているんだろうなぁ、と感じる。

実際に目で見て触って感じる機会が少なくなってきていると思う。その代り、仮想的な体験は数多くできるようになった。果たして、それでいいんだろうか。仕事でそういう世界に居るからこそ、余計にそう思うようになってきたというのも皮肉な話である。

仮想体験はやり直しがきくが、実体験はやり直すことができない。 だから、人生を生きていくことは難しいけど、楽しい実体験をたくさんやりたい。それが、モチベーションなのかなぁ。

2010年10月16日土曜日

Underberg

これは酒か薬か・・・昨夜、しばらく行ってなかった馴染みのバーで終電までの時間をつぶした。最近飲み過ぎてるから薬みたいなの適当に作ってくれと頼んで、出て来たのがこれ『Underberg(ドイツ語読みで、ウンダーベルグ)』。ソーダで割ってライムを絞ってもらったが、ソルマックのごとき味。たくさん飲むというよりも締めの酒って感じ。モヒートとこれを飲んでお勘定。

バーテン曰く、明日の朝はスッキリしますよって言葉の通り、昨晩飲んだ割にはスッキリ。

先週はちょっと飲み過ぎと自己中が祟って反省と後悔の念に苛まれたので、今週はおとなしめに過ごした。でも、まぁ、なんというか、楽しませることが下手くそなのは今に始まったことではなく、ニッチと言われるところが、自分の取り柄でもあり、これを理解してくれる奇特な人を探すしかないんだろう。

薬草酒、いろいろあるんだなぁ。養命酒も薬草酒。日本の薬草酒を探してみようと思った。

2010年10月11日月曜日

オクトーバーフェスト2010横浜

オクトーバーフェスト横浜 in 赤レンガ倉庫に行って来ました。まぁ、真っ昼間からビールをがぶ飲みする人、人、人。自分もその一人になって、ジョッキで3杯のビールを飲んで、満喫。

いやぁ、それにしても快晴の空の下で飲む冷えたビールの旨いこと、旨いこと。ソーセージも美味しくて、わざわざ電車で1時間半もかけても行く価値あり。

いつも、横浜に行くと、横浜駅からはシーバスが定番。今日も海から赤レンガ倉庫を目指したのでした。

APECで警戒中の警察官がたくさんうろうろしていたのと、海上警備の訓練で水上署員と海上保安庁の保安官が港内を黒いボートに乗って走り回ってました。

たまにはこんな横浜もいいなぁということで、3連休は終わったのでした。

2010年10月10日日曜日

秋の一日

今日は朝は雨だったが、昼前から止んだのでぶらっとお出かけ。まず、会社によって出張帰りの後付けをして、つくばまで学園祭を観に行く。まぁ、田舎の大学の学園祭なので、1時間もぶらぶらして帰宅。願掛けのつもりで伸ばした髪だが、願がちょっとだけ叶ったので、カットしに立ち寄った。いつもは予約して行くのだが、今日はフリーで登場したので、マスターは驚きの顔。
徒歩で自宅まで帰る道すがら、近くの八幡神社で豊作祈願の神獅子舞が行われているので、しばし参拝。地元の氏子の親子が舞う獅子舞で、一年に一度の晴れ舞台を踏むのである。こじんまりとお囃子に合わせて舞う獅子舞。東京の片隅にも、まだこうして昔ながらの風習が受け継がれているのである。
高層タワーの高層階から下界を見下ろして夜空の変わりにはできないが、見える星の数が乏しい東京の夜空には、火星が輝いている。獅子舞と夜空を眺めながらビールを飲む。ロマンを感じる瞬間が、そこにある。

2010年10月9日土曜日

桃源郷

どこにあるのだろうか。虚無と逃避の果てにたどり着く場所。そして、誰もそれを見る事ができない理想郷。そんな想いにちょっとだけ近づいた。でも、やっぱり、そこはまだ入り口だった。

なんでだろう、、、あと一言が出てこない、繋ぐ言葉の難しさ。でも、理想だよな。

3連休の初日が雨とは。明日も天気が悪そうなので、おとなしい連休を過ごすかな。

2010年10月3日日曜日

いろんなものがリンクする

Twitter, Facebook, Mixi, Picasa, Google, etc.インターネット上のいろんなサービスで使われるIDが、いろんな形でリンクしている。IDを征するものが、世界を征する、と言っても過言ではないだろう。使われ方を間違うと恐ろしい世の中になる。でも、利用者は利便性を求めるので、それに気付かずに使っていて、その恐ろしさに気が付いても後の祭。

脅し過ぎるのは良くないが、使い方と同時に使われ方も考えるのは必要である。

なんか、こう、虚無。