2010年12月26日日曜日

初めての万年筆

これまで、本格的な万年筆は持った事が無かった。何だか最近無性に万年筆が欲しくなって、最初の一本はまず手軽なものをということで、パイロットのスリムでシンプルな物を買ってみた。元来、手紙を書く事が多かったが、IT業界に来てからはボールペンのお世話にばかりなっていた。

万年筆には抵抗があった。それは、紙の質が悪かった時代に、ついつい力を入れて紙を破いてしまった想い出があるからである。ペン先がダメだったんだろうが、あれ以来、万年筆から遠ざかった。船に乗ってからは、ログブックを書くようになり、その時は、備え付けのインクボトルに浸けるタイプのペンで書いたものだが、筆感は良かったように思う。

パイロットという社名からは飛行機のパイロットかと思いきや、創業者が昔船乗りだったということでセーラーに対抗したのか、水先案内人の英語名称であるパイロットから取ったものだとのこと。という単純な理由で、パイロットの一番安いシンプルなものにしたって訳。

まぁ、しばらく使ってみて、万年筆が似合う紳士になったら、それなりの万年筆を買おうと思う。

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