2011年3月6日日曜日

トラ・トラ・トラ! (完全版) [Blu-ray]

製作されてから40年。出演者も故人が多くなってきましたが、中々懐かしい情景でした。爆撃シーンなどは実写ということもあって、かなりリアルに表現されていて、とても迫力があります。戦争を経験していない世代ですが、戦争に至るまでの流れや情報戦、そして、それぞれの指揮官の判断のポイントなどが非常に解りやすく、太平洋戦争の火ぶたが切って落とされた日の出来事が真実のように感じられます。

南雲中将役の東野英治郎が好きで、第2次攻撃を止めるところは、後のミッドウェー海戦で大敗を記す機動部隊の迷いが感じられます。真実はどうかは歴史家達の分析にゆだねるわけですが、歴史は変えられないし巻き戻す事も出来ません。

ブルーレイでリマスタされていて、画像が映画並みだったのは驚きです。フィルムの保存が良かったんですかね。デジタル処理の賜物です。

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