2010年11月12日金曜日

BRAVIA前夜

ソニーが作った高精細ハイビジョントリニトロン平面ブラウン管を使った、BS/CSデジタルハイビジョン対応テレビのWEGA。今夜でお別れである。

途中、2度の色ズレ調整をして約9年、良く働いてくれた。ハイビジョン対応なのに、BSもCSもたいした番組も無く、宝の持ち腐れと言われながら、BDレコーダの登場でやっと本領発揮してくれた時には、既に時代は液晶とプラズマの薄型平面時代。

ブラウン管方式のテレビは、エコポイントとの交換の名の下に、廃棄の運命を辿る。確かに電力消費は多い。けど、映像は美しい。我が家のテレビやPCのディスプレイは、ずっとソニーのトリニトロンブラウン管であった。でも、時の流れ(年齢)には打ち勝てず、色ズレが修正不能になってしまった。

さようなら、ヴェガ。愛しているよ、トリニトロン。悲しい別れの前夜、一人グラスを傾け、別れを惜しむ。

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