2010年4月25日日曜日

めくらやなぎと眠る女


村上ワールド短編小説の集積であるこの本を何故読もうと思ったか。それは、1Q84-book3が発売されるまでの時間つなぎであった。だいぶ前にスプートニクの恋人というなんだか訳の解らない小説を読んで以来の難解な短編小説であったが、今回は短いが故に一つ一つの面白さが良くわかった。

割と題名や帯書きで本を選ぶ傾向が強いので、今回も「女」というところと表紙の絵が興味を惹かれたところであった訳で、村上春樹を理解するには、まだまだ修行が足りないということだろう。

この本を読み終えたので、やっと1Q84-book3の読み解きに時間が使えるようになった。

0 件のコメント:

コメントを投稿