2010年4月1日木曜日

ミッドウェー

太平洋戦争の勝負のポイントとなったミッドウェー海戦の敗戦の要因を真珠湾の爆撃隊長淵田少佐が書き下ろしたノンフィクション。古くに出版されたものの文庫本を購入して読んだ。

帝国海軍が以下に航空母艦を軽んじたかが良くわかるし、南雲中将の優柔不断さ(優しさ)が勝負の分かれ道になったんだということが良くわかる。アリューシャン列島に不時着した零戦や暗号の流出など、精神論だけの軍隊が情報戦に弱いかが理解できる。

その前に起きた珊瑚海海戦の文庫本も読んでみたが、淵田少佐の描写は非常に解りやすいが、さぞ多くの部下をたった数発の爆弾で失った無念さは想像を絶する。

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