2011年5月21日土曜日

桜田門外ノ変【DVD】

大沢たかおの武士の姿は、ちょっと情けないが、幕末のいくつかの重要な出来事の一つ、桜田門外の変を題材とした映画。殺陣の血の吹き出し方があまりにも、液体過ぎてちょっとオーバーな感じがする。物語自体は、水戸藩士が決起するという忠臣蔵的ストーリーであるが、そこに、明治維新が絡んで、維新後の体制を睨んだ動きが垣間見える。

井伊直弼がどんな人物だったか調べてみたくなるので、本屋を漁ってみようとと思った。

結局、外国からの圧力に屈した形でしか立ち向かえなかった日本の弱い立場。それが、バネになるか、そのまま沈んで行くのか。そういう観点では、この事件によって歴史が動いたとも言える。

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