2010年3月13日土曜日

面白南極料理人

定番ですね。映画を観よう観ようと思いながら観損ねてしまったので、単行本を買いました。もう10数年前の出来事になってしまってますが、過酷な生活をしなければならない人間達の話です。一部のマニアックな人達によって、日本の南極観測が支えられているとも言えるでしょうが、観測を支える設営にもスポットを当てた内容なのでおもしろおかしく読ませてもらえました。

ただの日記とも言えるでしょうが、1年間同じメンツで閉鎖された空間で生活することがどんなに大変かは、当人達にしか解らないでしょう。自分が船乗りだった時も同じと言えば同じですが、航海中長くて1ヶ月で港に着いて、つかの間の骨休みができる気楽さに比べれば、南極越冬隊は過酷ですよね。共通点は、料理の好きな、つまり本の中でも書かれているが、サービス精神旺盛な司厨長(コックさん)が居てくれると、単調な生活も楽しくなるものなのです。「食」って大切なんです。

いつかチャンスがあればこの設営に参加したいと思っている馬鹿なオヤジは他にも居るんだろうな。チャンスがあればという仮定を置いて何かを始めれば、きっと何かが生まれると信じたいものである。今月後半は飲み会が続く。

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