2009年10月18日日曜日

葛飾区中央図書館オープン


昨日、新しい区の中央図書館が移転して、金町駅南口再開発地区のタワーマンションの下位階にオープンしたので、早速に行ってみた。IT技術が駆使されたセルフサービスを中心とした窓口対応はやや味気なさを感じるが、オープンしたてなのだろう、図書館とは思えない喧騒の中でこの本に出会った。

今にして思えば、いずれ無くなる運命にあった通信士を目指すよりも、機関士を目指していればもっと長く船に乗れたかもしれないな。エンジン等のメカは好きなので、小型船舶1級の次は6級海技士(機関)を目指して勉強してみようっと。

この機関長(チエンジャー)は、長くペルシャ湾航海に従事し、その後、海運不況で冷凍運搬船に乗った経験を持っていて、その時々の想い出を綴っているが、彼が冷凍運搬船に転職した時期が、ちょうど自分が新米通信士として乗船した時期とダブり、文中に出て来るサントスからサンパウロへのバスの旅もほぼ同じ時期に経験しているので、懐かしくなった。

エンジニアの悩みは、航海中にエンジンを止めないこと、停電させないこと。24時間動き続ける機器の動力を供給することは、簡単なようで難しいのである。昔船乗りで、ノスタルジーに浸りたい人にお勧め。でも、絶版なので、図書館に行って探すしかないようです。



自 宅からインターネットで検索して予約して受け取る。返却は自動なので、窓口のベルトコンベヤーに乗せるだけ。でも、透明ガラス越しにその機械を見守る人が いて、自動で仕分けされて返却コンテナに積まれ、人出によって運ばれる。どうみても、ベルトコンベヤーで処理する物流システムと似通っているが、そこまで 量がある訳じゃないし、もうちょっと人間味を持たせてもいいんじゃないか。

写真撮影はご遠慮くださいということで、中の様子はご紹介できませんが、近くにお住まいの方、一度は行ってみて下さい。

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