2010年8月7日土曜日

Onboard MSC Magnifica in Venice, Italy


朝起きると目の前は水路。水上タクシーが行き交うベネチアならではの光景。午前中は、自分で考えたベネチア観光ルートを辿ってみたが、限られた時間しか無いのでゆっくり鑑賞することができなかった。ムラーノは最初から諦めたのだが、こんなことなら、最初からムラーノ決めうちで早朝から船で行ってみれば良かったと後で後悔した。

当然、ゴンドラに乗れる時間的余裕もないので、バポレットで移動しながら、それらしい光景に出会うと写真に収めるという具合。 ローマ広場〜リアルト橋〜サンマルコ広場〜アカデミア。途中、博物館や美術館を徒歩で周りながら、ローマ広場へ戻って来た。

代理店からもらった地図によれば、客船ターミナルまで徒歩で歩けるということだったが、そんなの嘘。水路で分断されたベネチアの街は橋を渡らないと向こう側へは渡れない。目の前にターミナルと乗船する予定の船のファンネルは見えるが、自動車が入れないベネチアの街中に道路が接続されているはずは無く、ぐるっと遠回りして、スーツケースを押しながら汗だくになって歩く事30分、距離にして約2Km。やっと到着。



サンマルコ広場前は運河になっており、先ほど観光で歩いた街並をトップデッキから眺めながら、優雅な船旅がスタートした。

ベネチアという島の構造は水上都市そのもの。いったいどこが地面なのかと探してみても全て石の上。地面というものは既に海面下に沈んでいるようだ。


それにしても、この船「MSC Magnifica」はでかい。
全長300m、総トン数95,128トン。旅客定員2518人、乗組員1259人。最高巡航速度23ノット。高さが60mもあるこのトップデッキから下を見下ろすのは気持ちよい。さて、明日目覚めたらどこを航海しているのだろうか。ワクワクである。

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