2009年12月5日土曜日

ためになった予備校の話

予備校の入塾説明会なるものに行って来た。これは、現役高校生向けのものであるが、これが中々興味深いものだった。まず、高校生に50年後の乗り物を想像させて、それによって社会変化を予想させることを聞いていた。これ、自分が入社試験の時に課すテーマと同じである。乗り物を自分の会社のサービスに置き換えて聞いている。

そんなことを自分で考えたんだが、自分って先生向きなのかな?

現役合格のためには、AO推薦(と言っても、論文やちょっとした基礎問題の試験はあるらしい)が主流になっており、大学改革を進めている大学程その傾向が強いとのこと。確かに自分の時代は、自分の夢を実現させるために勉強し、努力してきたから、そんなこと人に言われなくてもやってるよってことだが、今の若者にはそれが無いらしい。大学生になってもないらしい。確かにそういう気がする。だから、新入社員が悩むんだろう。

ここ数年の傾向として、よりその傾向が強くなっていると感じている。

最後に、予備校での生活を短いストーリーに仕立てて、嵐の歌に合わせて、ビデオで上映して説明会は終わったのだが、そういう映像戦略やイメージ戦略って重要なんだな。う〜〜ん、こんなので感心していたら、相手の思う壷だな。

そうか、こうして、壷は売られて行くのか、と改めて感心した。そういう意味でもためになった予備校の話であった。

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