2009年12月26日土曜日

若狭湾

12月24日はクリスマスイブ。こんな日にしなくてもいいだろうが、この日しか無かったので夕方の東京駅から一路敦賀を目指す。東京からひかりに乗って米原(まいばら)まで。いつもはのぞみなのだが、今回は久しぶりにひかりに乗って移動。車両の違いかこころなしか振動が多いようだが、初期ののぞみはこの型の車両だったので、人間が贅沢になったということ。

米原から新幹線に接続されるように待つ在来特急しらさぎ号で北陸本線を北上。琵琶湖が見えるかなと思いきや、夜の帳が下りた後。三日月が晴れた夜空に追いかけて来る。

30分ちょっとで敦賀に到着。雪がちょっと残っていて気温もやや低いが、駅前はもっとお寒い状況。人の姿が見えない。商店街はシャッターが下り、アーケードが寒々としている。

カニを食べようと店に入るが間もなく閉店との由。せいこがに(メス)が一匹だけ残っているとのことで、それをもらう。とりあえず、カニ食べました状態。他に刺身をいくつか頼んで、まぁまぁ北陸の味を噛み締める。繁華街と聞いていたが、人影はまばら。イブの夜だからさぞかし若い男女がムンムンかと思いきや、若い人の姿はどこにも無く、家で盛り上がるのかね。小さなスナックのカウンターで、二十歳そこそこの女の子とiPhoneをネタに1時間半おしゃべりして、敦賀の夜を満喫。

秋の富山にも行ったことあるが、北陸の街って、寒い。

泊まったホテルに人工温泉(ラジウム泉)があったので、朝ひと風呂浴びて出発。国道27号線を西へ。米国オバマ大統領で有名になった小浜市まで行ってUターン。東に戻り三方郡美浜町、そして敦賀市へと帰って来るコースである。お昼ご飯は、小浜の漁港の近くにある「すし良」へ。日本海で取れる季節の魚の握りをたらふく食べてご満悦。唯一、若狭湾を堪能できたひと時だった。

さて、お土産は何にするかと考えていて、昨夜の彼女が言っていた「へしこ」なるものを買おうとドライブしていると、道路沿いにドライブインらしき建物「へしこ館」。食べた事がなかったのでチャレンジしようと購入。同行した人が「臭いがきつうおまっせ」と言う事だが、今晩の食事にしようと思っている。冒頭の写真がそれ。

ということで、短い若狭湾嶺南地方の視察旅行はこうして終わり、楽しみも半減した旅だった。写真が少ないのは、Eye-Fiカードが壊れてしまったから。

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